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フェラで爆乳大学生がヤラれ顔する桂あいりのアダルトコミック

【桂あいり】裸学生のアナルが丸見えな作品

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1話を読み始めた頃は、この4人がくんずほぐれつしていくストーリーなんだと思ってました。 が、読むうちになんだかそうではないような気配が漂ってきて、からの最終話でビックリしました。 このラストはどう考えても賛否が分かれるだろうと思いますが、個人的には相当良いラストでした。 なんかもう文学的な終わり方に感じます。 里帆ちゃんがずっと何を考えているのかよくわからなくて、ただ漠然と流されるまま興味の赴くままにセックスに耽っていくなぁと思っていたら、大学生に開発されていくうちに「気持ちいい」と口にするようになってしまうし、そこまでの描写が長かったのも良い。 智乃ちゃんが嫉妬しているのも表情ですごく良くわかったし、表情や気持ちの移り変わりを描くのがすごく上手いと思いました。 高成も気持ちを拗らせていくだけかと思いきや、元々持っていた潜在的な性癖を開花させてしまって…。 ラストのあのモノローグからの高成の表情は完璧だと思います。 最低な妄想をしている事をわかっていながら満たされて勃起している、あの幸福そうな顔は完璧です。 苦手な人はとことん苦手な終わり方でしょうが、私はあのエモさの塊みたいなラストは素晴らしかったと思います。

絵柄・シチュエーションともに最高 アナルと2穴挿入シーンをもっと充実させて欲しいです。

引っ掛りの多い作品です。 まず、ヒロインの飯田さん。 何を考えているのか分からない。 でもだから、気になって考えてしまう。 そのうち、この人は「気持ちいい」とは言うが、「好き」とは一言も言わないことに気がついた。 飯田さんは、好悪の感情でセックスしていない。 この人は、自分がどこまで快楽を得られるか、だけでセックスをしている。 これに気づいて、引っ掛かりが一つ取れた。 私見ですが、好悪の感情でするセックスはやがて子作りに行き着く。主目的は生殖。 そこには争いや執着が伴なう。相手を独占するために。 このとき、性の快楽は副次的。 でも飯田さんにおいては主副が逆転している。 主目的が快楽で、相手に対する好き嫌いには囚われていない。 ここに作者さんの主張が一つ、潜んでいる気がする。 セックスを気持ちよくなるためだけにヤれば、争わなくていいじゃん、という。 面白いのが、山岸君。 彼は当初好悪の感情でセックスする人間だった。潜在的に飯田さんを孕ませたいと執着していた。 その執着心はへし折られ続ける。 しかし彼は3巻で、飯田さんを想うだけで満足できる人間へと異次元進化し、執着から解脱した。 これにより、山岸君は争いから自由になり、心の平穏を得た。 作者さんの他作品『女神と一年暮らしてみた。』にある、「ただシンプルに相手の幸せを心から願うこと」というキーフレーズにも通じる。 山岸君の晴れやかな笑顔によるエンディング。 初見では違和感しかなかったエンディングですが、山岸君の解脱を踏まえれば、作者さんがこれをハッピーエンドと評するのも理解できる。 この作品は、NTRを解脱の一つと描く、とんでもない野心作。 ただこの解脱、生殖の推進を阻害する。山岸君派が増えると種が絶える。 だから、多数派にならないよう気をつけた方がいいかもしれない。 あと、アラビアンナイトを連想する。 カラミざかりも枠物語の構造を持つ。 そして、飯田さんの語る話で満足を得る山岸君、という構図が、シェヘラザードの語る話で満足を得るシャーリアール王、という構図に重なる。 これは、作者さんの語る話で満足を得る読者諸兄、という構図にもなっている。 なるほど、一読者の私が、強い引っ掛かりを与えられて、気になってスピンオフまで全部買ってしまったのも、シェヘラザードならぬ作者さんの語り口あってのこと。 続編を期待しています。

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